廃炉技術に関する現状と今後の取り組みに関する講演

平成28年1月4日(月),共通領域科目で『物質の科学』で『東京電力 福島第一原子力発電所の 現状と今後の取り組みについて』と題し,TEPCO廃炉推進カンパニー担当者によるの講義を福島大学で行いました。年始最初の授業でしたが,50余名の学生が聴講しました。学生からは「関係者から直接現状を聴くことができ非常に良かった」との声がきかれました。

【事業趣旨】
福島大学では、文系理系を問わず大学1年生を主対象として,自然科学分野に関する共通教育を実施しております。この講義で取り扱うテーマは毎年異なっておりますが,本年は「放射線」というテーマで講義を行っております。福島大学の学生の半分近くは、福島県内出身者で、なおかつ、福島第一原子力発電所の事故で初めて放射能や放射線というものを知った者たちが多く、この講義では自然科学の1つの分野として,正しい科学知識としての放射線の基礎的な(学術的な)事項を学んでいます。

福島県において廃炉事業は成し遂げられなければならない取り組みの一つですが、(技術的に)どのようにして廃炉が進んでいくのか、なぜ(理論的に)何十年もかかるのか、どのような(技術的な)困難とこれからどのような技術開発が必要かなど、知っているようで知らない理工学的な情報があります。今回,これら一般教養として知って欲しい(知っておかなければならない)情報としてしてレクチャしたいと考えています。これは廃炉のためだけでなく,これらから進んでいく新しい技術開発において大事な理工学的な素養であろうと考えております。今回,東京電力の廃炉作業の最前線で活躍されている現場担当の方から、その廃炉措置等の全体像、そして、それに向けた技術的な課題と対策をご講演していただくことを企画しました。

 

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